雨漏りや、フェンスの曲がり、建物の不自然な欠けなど気になっているという方必見！

・できれば修理の負担を減らしたいけど、火災保険は使えるのだろうか？
・長く住んでいるから、経年劣化で火災保険申請は出来ないのでは？

今回は、火災保険申請は経年劣化が疑われる損害にも適応されるのか、さらには意外と知られていない、火災保険が適応できるケースについてご紹介して行きます。

経年劣化とはどういった状態？

経年劣化とは月日の経過で、天候などの影響を受けて色あせや製品の機能が衰えた状態。利用者の通常使用により自然に劣化してしまう状態と言えます。
たとえば、床や外壁の色あせ、塗装のひび割れ、ワックスの剥がれ、屋根にコケやカビが生えている、金属部分のサビなども経年劣化によるものです。
上記のような日常の中でダメージが蓄積することによる建物の不具合は、経年劣化として見なされます。

経年劣化は火災保険申請の対象外？

上記でご紹介したような時の流れとともに発生した機能や見た目の劣化などは、建物の不具合が起きることが予想できるため、経年劣化として火災保険申請の対象にはなりません。
一方で、突発的な予想のできなかった火災発生を含めた事故や自然災害(風災・水災・雹災)によって受けた建物や家財への損害補償は、火災保険申請の対象になります。
火災保険というと、自分の家が事故で火出元になった際や、もらい火をしてしまった場合など家事のケースで使えるイメージが強いかと思います。
ですが、火災以外にも

などのケースにも適応されるのです。適応の範囲を知っておくことで、いざと言う時に火災保険申請の漏れがなく、適正な保険金を受け取れるようになりますよ。
【知らないと損！】台風で被害を受けた時に使える保険、知っていますか？

素人判断では見極めがむずかしい場合も

ご紹介したように、経年劣化は火災保険申請の対象にはなりません。
ですが、本当に壊れた理由が経年劣化によるものなのか、はたまた数年前の台風などの被害によるものなのかの判断は、建物や自然災害に関する知識がないとむずかしいところです。
たとえば経年劣化だと思われて、意外と火災保険申請を行わない方が多い損害の1つに雨漏りや、屋根に起きた被害があります。
建物は数年、数十年と住んでいても大丈夫なよう、頑丈な作りになっています。
そのため、屋根は経年劣化だけでの破損は考えにくく、雨漏りも経年劣化を原因としてはほとんど発生しません。
どこかのタイミングで風災被害が出ているからこそ、屋根の壊れや雨漏りが発生している可能性が高いです。
「家は築年数が長いから、雨漏りもしょうがない」と自己判断を下してしまうと、火災保険申請のチャンスを逃すことに…！
修理費用を自己負担することになり、経済的な負担が増えてしまいます。

その他にも火災保険申請漏れが多いケースについて

火災保険申請の対象になるのは、ご紹介したような雨漏りだけではありません。

なども幅広く火災保険の補償の範囲として設定されています。

火災保険申請の専門業者に一度確認をしてもらいましょう

もしも家の気になる破損がある場合には、修理を自費ですることを検討する前に、何が原因で壊れているのかを見極めて火災保険申請の対象になるのかを検討した方が良いです。
とはいっても、素人では自然災害による被害なのか、そもそもご自身のケースでは火災保険申請の対象になるのか、損害部位だけを見ても見極めがむずかしい部分もありますよね。
経年劣化だと思っていた破損が、台風などの強風が原因だったなんてことも少なくありません。
何が原因だったかについては、火災保険申請サポートのプロである業者に調べてもらえば、すぐに分かります。
また、ご加入中の保険内容についてもしっかりと確認をした上で、適応になる部分があれば教えてもらえるので、使える火災保険申請の幅が増えます。
多くの火災保険申請サポート業者では、調査を無料で実施していますので、まずは業者に見てもらった上で火災保険を使うかどうか、検討してみることをおすすめします。

まとめ

火災保険申請は経年劣化によるお家や家財のダメージの補償には使えません。
ですが、実際に壊れた元の原因が本当に経年劣化によるものなのかの判断は、素人にはむずかしいものです。
とくに屋根や雨漏り関連は、多くのケースで火災保険申請の対象になりえるものです。
その他にも、ご契約中の内容によっては申請できるヵ所や補償が多く見つかることも。
「築年数のある家だから」
「経年劣化にきまっている」
と諦める前に、当サイトでご紹介している火災保険申請サポート業者を活用して、適切な補償を受け取ってくださいね。