火災保険請求の流れ:事故発生から支払いまで

「火災保険請求ってなんだか難しそう…」
そんなイメージをお持ちの方も少なくないことと思います。
ですが、火災保険料は毎月支払っているものですから、お家が自然災害で被害を被ったのでえあれば当然請求をしないと大損です!
この記事では、火災保険申請の流れを事故発生から支払いまで順を追って、分かりやすくご紹介してまいります。

1:損保保険・代理店に連絡

自然災害による損害が生じた時点で、できるだけ早くにご加入中の損保保険や、保険代理店の担当者に連絡を入れます。
「連絡先が見当たらない…」
そんな時には、保険証書や契約のしおりに連絡先が記載されているので、お確かめください。
損害保険会社によって、電話で連絡を入れる場合もあれば、オンライン上で事故受け付け専用ページから入力をする場合もあります。

契約者の氏名
証券番号
事故の日時・場所・状況
事故の原因
損害の程度
他の保険契約
自分の連絡先など

損害を受けた直後の損害状況の写真はできれば残しておくと有利です。
事故内容について被害を受けた日時、状況を詳細にメモにしておくと、後の書類作成も楽になりますよ。

2:保険会社からの申請に関する案内

加入中の火災保険の補償内容や、保険金の種類と範囲、火災保険申請手続きに関するアドバイスや、必要書類の説明などを受けます。
後日、提出に必要な書類が送付されてくるので受け取りましょう。

3:書類を送付

保険会社から指定されている書類を揃えて提出します。
保険会社や損害額によって必要書類が増えることもありますが、主に次の書類の提出が求められます。
1保険金請求書(保険会社指定の申込書)
2修理費用の見積書(修理の内容・かかる費用など修理にかかる費用が記載された書類)
3事故内容報告書(損害の状態・原因など、保険会社に状況を伝えるための書類)
4被害の状況を分かりやすく写した写真

2~4に関しては、火災保険申請サポート業者に依頼すれば書類を作成してもらえます。
ご自身ですべての書類を用意する場合には、ご近所の工務店などに見積書を作成してもらうのも良いでしょう。
【火災保険給付金】を自分で申請するメリット・デメリット・もらえる給付金について
火災保険申請の必要書類まとめと申請の際の注意点

4:保険会社による事故状況・損害程度の確認

3で送付した書類だけでは判断に迷う場合や、被害が大きすぎる場合など、保険会社派遣の保険鑑定人が被害状況を確認しに来ます。
保険金の請求額が少ない場合や、写真で被害を十分に確認できる場合には、訪問による損害程度の確認が行われないことも。

5:保険金の決定

書類による報告内容や鑑定人の現地調査を踏まえて、保険金の額の決定と通知が行われます。

6:通知された保険金への異議申し立て(保険金の額に不満がある場合に可能)

修理見積金と認可された保険金が大幅に違うなど、通知された金額に不満がある場合には、再審査を申し出ることも可能です。
保険会社側と申請者側の見積もり金額に差が出てしまう理由の1つに、大手ハウスメーカーと近場の工務店では工事費用が違うことがあります。
保険会社の鑑定人は被害に遭った箇所と同じグレードでの修復費用かをチェックするので、明らかに工賃が高すぎる場合に減額をしている可能性も。
見積書を発行してもらった工務店などに、もう少し工賃が安くならないのか確認を取り、その差額の理由を保険会社側に伝えることで妥協・認められる場合もあります。
こういったやり取りが必要になる際に、火災保険申請サポート業者がいればすべてフォローしてもらえますよ。

入金

金額の合意ができましたら、1~2週間ほどで指定の金融機関に入金があります。

火災保険申請で保険料が上がらないか心配

自動車保険では、申請の回数が多いほどに保険料が上がりますよね。
火災保険の場合は、何度申請をしたとしても保険料が上がることはありません。
被害が発生したら遠慮はせずに早急に火災保険申請し、適切な保険料を受け取りましょう。

まとめ

火災保険請求の流れについてご紹介してきました。
火災保険申請のサポート業者を活用するかしないかは自由ですが、持ち家をお持ちであれば誰もが加入している火災保険。
万が一、お家が自然災害に見舞われてしまった際に使わないことには勿体ないです。
保険料が値上がりする心配もありませんので、本記事の内容を参考に、必要に応じて火災保険の申請をしてくださいね。
「自分1人では手間も時間もかかるなぁ」
そんな時には、当サイトでご紹介している評価・口コミ・社会的信用の高い火災保険申請サポート業者も参考にしてみてください。

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